無心でじゅうたん加工。

無心でじゅうたん加工。

2018/08/20

無心でじゅうたん加工。

今日からお仕事という方も多いんでしょうね。

子どもたちは、夏休み、あと2週間!宿題は順調でしょうか?うちの下の娘は、18日が登校日で、その日にすべて宿題を提出することができました。ホッと一安心。難関の読書感想文は、前日に仕上げました。

上の娘は中学生なので、あまりわたしは把握していませんが、まだ終わっていないのは知っている...。明日の登校日までに間に合うのかー?

 

ところで、お盆前後は以前からよく来てくださるお客様が多くて、うれしい言葉をいっぱいもらったんですよ!

「子どもの頃、家のカーテンをこちらで作ってもらったんです。」と、奥様。

「いつも、ここでカーテン作ってる。」と、ご主人。

この日は、高校生くらいのお嬢さんの部屋のカーテンとカーペットを選んでくださいました。

 

また別のお客様。

「前は、○○さん(しかの営業スタッフ)にいつもお世話になってて、その頃はよく来てたんだけど、今日は久しぶりに来たんです。」

この営業担当者は、数年前に各務原店の配属となり、去年退職されたんですが、今でもお客様から、○○さんがいつも来てくれて...と名前が挙がってきます。

お客様から元社員の○○さんの話を聞いて、わたしもこのお客様のお名前とお顔を思い出しました。わたしが以前いた頃だから、12年以上前ですね。

また来店してくださって、本当にありがたいことです。

この日は、レースのカーテンをご注文いただき、破れているということだったので、なるべく早く欲しいということでした。原反(カーテン生地の反物)を持っている生地だったので、しかのの縫製さんが、休み明けの初日の午前中に、すぐに作ってくれました。お客様にお電話したら、「もうできたのー?」って驚いてそして喜んでくれました。

 

そしてまた別のお客様。

「ここに来ると、自分がいいなと思ったものが買える。」

決して、ラグとかマットとか、種類や在庫がたくさんあるわけではないんです。でもわたしたちが選んだ商品を好んでくださるのは、とってもうれしいことです。

この日は、2帖のじゅうたんを加工して、自分のお家に合わせたマットを作ることにしました。

そしてそして、ご希望のサイズにかこうしたものがこちら!↓

実は左のマットは頼まれていなかったのですが、ちょうどいいマットサイズに取れたので、おまけで作っておきました。

今日は、こちらのじゅうたんの加工の話を。

こういうちょっと濃い目の色のじゅうたんのロック糸って、あんまりうちには在庫がないんです。うちにある数ある糸の中から選んだのは、赤っぽいもの。でも、もともと縫ってある辺の糸の色と、カットしたところを縫う糸の色がかなり違います。

こういうときは、四辺を同じ色の糸で縫う、か、カットして余った部分のじゅうたんのロック糸をほどいて使う、のどっちか。

今回は、たくさん縫うところがあるので、両方採用。下の2枚がもともとのロック糸で縫ったもの、上2枚は赤い糸で全周縫ったもの。

余った端っこのじゅうたんから糸をほどいたとこ。いっぱい付いているのは、下糸です。

ほどいてまで使うかって思うかもしれませんが、わたしのこだわりで、なるべく目立たないようにしたいのです。

だから、お客様が一番にご希望のサイズのマットは、ほどいた糸で縫って、色を合わせました。

 

タイトルの「無心でじゅうたん加工」って何のことかって?

わたしは、嫌なことがあったときとか、気持ちが落ち込んでいるとき、じゅうたんのカットロックをやるのが好きなんです。

まさにそんな朝で、加工があると知ってうれしかったですもん。

ひとりっきりで、ただただ無心でミシンで縫う。

これは気持ちが落ち着きます。