会社やお店、よく見りゃタイルカーペット。
2018/03/10
タイルカーペットってご存知ですか?
50㎝角くらいの正方形のカーペットをたくさん敷き詰めてあるやつです。
しかの大垣店でも、先日貼り直しました。
出来上がりはこんな感じ。
この貼り方は、市松貼りといって、隣り合うカーペットが90度違う方向に貼られています。
それとは違う貼り方がこれ。
こちらの写真は、しかので施工させていただいた会社のタイルカーペットです。
ちょっと分かりにくいかもしれないので、もう一枚、田島ルーフィングのカタログより。
これが、流し貼りという貼り方。
全部同じ方向にカーペットが敷かれています。
同じタイルカーペットでも、貼る向きによってイメージが全然違います。
もちろんお家で敷く方もいらっしゃるのですが、しかののお客様では、圧倒的に会社や店舗で使う場合が多いですね。
床にボンドでくっつけてあるのですが、簡単にはがすことができるので、汚れた部分だけ取り替えることができます。
こういう仕事をしていると、ついついお店やなんかでタイルカーペットの柄や貼り方を見てしまいます。
この前、子どもの学校の校長室に入ったら、床がタイルカーペットでした。なんかその部屋だけ、ちょっと特別感がある感じ。
特に、当店の床のカーペットを貼りかえる時には、よそはどんな風に貼ってあるのだろう?とまじまじと見てしまいました。
今までよく見ていなかったけれど、大型スーパーなどでは1階はツルっとしたフロアで、2階の専門店街の方はタイルカーペットになっている店舗が多い!
こっちの専門店は、ちょっと高級ですわよってイメージかしら。
しかの大垣店のタイルカーペットを貼りかえる際、市松貼りにするか、流し貼りにするか、とっても迷いました。
女性陣は、市松貼り。男性陣は、流し貼り。
このように意見が別れました。
結局、市松貼りに決定したのですが、まあ、だいたい女性が強いですわね。
いやしかし、ちゃんと理由を説明して決めましたわよ!
流し貼りのイメージ。
クールでモダンな感じ。冷たい。硬い。強い。シューっとしてる。
市松貼りのイメージ。
やさしい。カジュアル。暖かく、やわらかい。親しみやすい。
まあ、なんとなくこんなイメージだったんです。わたしの中では。
今回、大垣店の改装はほぼ床のみで、他の什器も替えないので、今のお店の雰囲気に合わせると市松貼りのイメージでした。
この辺を男性陣に説明して、市松貼りに決定!
とってもいい感じに仕上がったのではないかと思ってるんですけどね。
タイルカーペットの配置は、部屋の中心から並べていきます。
端っこのカーペットを最終的にカットしてお部屋に合わせます。
だからロスも多いのですが、その方がきれいに仕上がります。
今度、どこかにお買い物の際には、床を見てみてくださいね。