カーテン(ウインドウトリートメント)の種類

お部屋の中で大きな面積を占めるカーテンは、空間の印象を大きく左右します。カーテンには多くの種類があり、見た目・機能ともにそれぞれ特徴が異なります。こちらでは、ウインドウトリートメントの種類やカーテンのテイストなどを詳しくご案内しておりますので、ぜひご覧ください。

岐阜県大垣市のオーダーカーテン・じゅうたん・リフォームの専門店「しかの」では、お客様のご希望に合わせ、最適なカーテンをご提案・縫製いたします。ショールームには約800枚もの豊富なサンプルを常時ご用意しておりますので、まずはぜひ見学にお越しください。

ウインドウトリートメントの種類

ウインドウトリートメントの種類で、空間の印象が大きく変わります

インテリアの用語では、窓まわりに取り付けるカーテンのような装飾のことを「ウインドウトリートメント」と呼びます。このウインドウトリートメントには実にいろいろな種類がありますので、コーディネートの際はその特徴や見た目の印象をつかんでおくことが大切です。

カーテン

カーテン

カーテンには、厚手の生地を使用した「ドレープカーテン」と呼ばれるカーテンと、薄いレースの生地を使用し光を通す「レースカーテン」があります。
室内側に「ドレープカーテン」、室外側に「レースカーテン」を掛けるのが一般的です。「ドレープカーテン」のヒダや色・柄によってさまざまな表情になるため、お部屋のイメージに合わせてコーディネートしやすいというのが大きな特徴。また、断熱性や遮光性、防音性にも優れています。

ロールスクリーン

ロールスクリーン

上部でクルクルと巻き上げるタイプのロールスクリーンを取り付けると、窓まわりがスッキリとした印象になります。また、窓だけではなく間仕切りや収納の目隠しとして使用することも可能で、幅広い用途に使えることも魅力の一つです。

ブラインド

ブラインド

ブラインドはスラットと呼ばれる羽根を組み合わせて作られたウインドウトリートメント。スラットの素材には木・金属・樹脂などさまざまな種類があります。木のスラットは重厚感や温かみがあり、金属ならシャープ・クールな印象に。樹脂製は水に強いため水まわりでの使用も可能です。

シェード

シェード

シェードは生地を折りたたむような形で上下に昇降させるウインドウトリートメントです。ロールスクリーン同様に窓まわりがスッキリとした印象になります。

プリーツスクリーン

プリーツスクリーン

和紙や不織布などの素材を使用し、折りたたむように上部へ昇降させるウインドウトリートメント。見た目の印象がシャープで、洋室だけではなく和室にもよく馴染むことが大きな特徴です。

カーテンのテイスト

テイストを合わせて統一感アップ

「こんな空間を作りたい」という理想をカタチにするためには、空間とその中に配置するインテリアの統一感を意識することが大切です。カーテンを選ぶ際には、以下のような「テイスト」にも注目してみましょう。

モダン

モダン

柄は幾何学模様か無地が代表的で、洗練された現代アート作品のようなイメージです。色彩はモノトーンや原色が中心となります。

エレガント

エレガント

上品な華やかさで、特に女性に人気のテイスト。高級感やかわいらしさ、やわらかさの演出につながります。色味は白やピンクが多く、花柄やロココ調の柄などが代表的です。

カジュアル

カジュアル

チェックやドット、アルファベットといったさまざまな柄が用いられ、キュートからモダンまで幅広いイメージを作ることが可能なスタイル。お客様のこだわりやセンスを、より自由に表現できることが魅力です。

クラシック

クラシック

伝統的な柄の生地を使用し、上飾りなどのデコレーションを用いることが特徴のスタイル。濃紺や深紅といった色味がよく使用され、重厚感のある格調高い空間を作ることができます。

カントリー

カントリー

ログハウスやアーリーアメリカンを連想させるスタイルです。カーテンの柄としてはチェックや花柄がよく使用されます。

和

日本で受け継がれてきた伝統的な色柄を取り入れたスタイルで、日本ならではの色・伝統柄が使用されます。素材の質感を際立たせられる無地が使われることも多く、取り入れ方次第では和室だけでなく、洋室のセンスアップにもつながります。

カーテンの色柄

スタイルに合った色柄を選んで

カーテンの色柄は見た目の印象を大きく左右します。それぞれの特徴をよく把握し、スタイル・イメージに合った色柄を取り入れてみましょう。ちょっとした模様替えにも使えます。

無地

無地

柄がないため、より生地の素材や質感が際立ちます。その分選び方が難しい面もありますが、上手に選ぶことができれば、インテリアのセンスがグッと良くなります。

チェック

チェック

カジュアルな雰囲気にマッチする柄です。色味が豊富なため、同じチェックでもキュートからエレガントまで、さまざまな表現が可能となります。

ストライプ

ストライプ

縦のラインが、お部屋をスッキリとした印象にしてくれます。ラインの幅によってイメージが変わり、幅広いものは高級感の演出にも。細かいストライプはよりカジュアルな印象になります。

ボーダー

ボーダー

横縞は空間を広く見せてくれるため、お部屋そのものをゆったりとした印象にしてくれます。ボーダーのタイプによっては和室にもよく合い、いろいろな場所で使いやすい柄だと言えるでしょう。

ドット

ドット

明るくポップでかわいらしい印象になるドットは、特に女性人気が高い柄。色味によって大きく表情が変わるため、幅広いスタイルに使えます。

花柄

花柄

リアルなものからポップなイラストまで、そのテイストによって大きく印象が変わる花柄。テイスト次第でカジュアルからエレガントまで、幅広く使えます。

カーテンの効果について

カーテンの役割とは?

カーテンを取り付けることで得られる効果はたくさんあります。もちろん見た目も重要ですが、それ以外の機能も意識して、生活スタイルや部屋の用途、気候などに合うカーテンを選びましょう。

自然光の調節

カーテンによって、窓から室内に入る自然光の量を調節することができます。直射日光のカットは、部屋の温度調節にも役立ちます。

遮光・遮蔽

窓から入り込む光を遮断し、過ごしやすい空間を作ることができます。光の遮断程度は生地の種類によって異なります。リビングや寝室などお部屋の目的別で使い分けてもいいでしょう。

視線の調整

外部からの視線をカーテンでさえぎることにより、外から中の様子が見なくなり、プライバシー保護・防犯効果が期待できます。また、好ましくない外の景色を見えないようにする効果もあります。

インテリア性

カーテンの見た目によって、部屋の印象は大きく左右されます。新しいカーテンに換えるだけで、お部屋の雰囲気がガラリと変わることも。手軽にインテリアを一新できる方法でもあります。

省エネ効果

窓と室内空間の間にカーテンが1枚はさまれることによって、断熱効果が得られます。断熱効果の高い生地を選ぶと、よりその効果は高くなります。西日の強い部屋、北側で冬は寒い部屋などで使い分けてもいいでしょう。

防音

カーテンが音を吸収するため、防音効果が期待できます。近年では、防音効果に優れたカーテンもあります。

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